iDeCoやつみたてNISAなどの積立運用計算をする

Excel-NISA-iDeCo Excel関数
Excel-NISA-iDeCo

iDeCoやつみたてNISAでの積立運用をシミュレーションする

社員さんからiDeCoやつみたてNISAでの積立投資を考えているのだけど、その運用についてどのようになるのかを教えてほしいとの問い合わせがありました。

最近、インデックスファンド??などでの積立投資??を検討する若い人が増えてるようですけど、私も将来のことを考えて投資をしたいのですが、よくわからないので教えて下さい。
投資についてはプライベートなことなので、人事・総務部門の業務範囲外の相談ではないですかね?
そんなこと言わずに教えてくれてもいいじゃないですか!! 社員のライフプランについて相談を受けるのも会社の福利厚生を担っている人事・総務部門の仕事ですよね?
無茶苦茶ですね。仕方ないので説明しますよ。
ありがとうございます。
つみたてNISA、iDeCoやインデックスファンドについては、まず、この本を読んで予習をしておいて下さい。

大きな観点でお金のことを考えるのであれば、この本も読んでみて下さい。

運用利回り・運用期間・積立金額をもとに運用シミュレーションをする

運用シミュレーションをする関数

FV関数

Excelで積立運用計算をするにはFV関数を使用します。具体的なパラメーターは以下の通りです。
=FV(想定運用利回り÷12,積立年数×12,-積立月額)

iDeCoの場合
例えば、一般的な企業に新卒で入社し、入社時からiDeCoに加入、拠出できる限度額(23,000円)を60歳まで想定運用利回り5%で積み立てる場合の計算式は以下のようになります。

=FV(0.05/12,38*12,-23000) → 結果は31,240,742円となります。

凄いですね。月々23,000円で約30百万円にもなるのですね!
複利の力は大きいですね。少しずつでも早くから始めることが大切ということです。ちなみに7%で運用できれば、約50百万円になるのですよ。
でも何故、運用利回りを12で割っているのですか?
想定運用利回りは年ベースですが、積立は月々となるため、利回りを月ベースにするためです。
積立年数に12をかけているのも年ベースを月ベースにするためですか?
そうですね。年ベースでは38回の利回り計算でいいのですが、月ベースでは38年×12カ月=456回の利回り計算をする必要があるからです。
ちなみにiDeCoに拠出した全額が所得税控除対象になりますので、上限の23,000円を月々拠出した場合は最低でも毎年41,400円の税金が軽減されます。下の記事を参考にして下さい。
つみたてNISAの場合
ありがとうございました。iDeCoはわかったのですがつみたてNISAの場合はどうなるのですか?
つみたてNISAの場合は1年目だけが月ベースで残りの19年間は年ベースで計算すればOKです。
つみたてNISAの年間積立上限は40万円なので月々の積立は33,333円となり、想定運用利回りを5%とし、非課税期間の20年間が終了した時点での運用結果を求める場合の計算式は以下のようになります。
1年目は月々の積み立てになるため、1年後の運用結果は
=FV(0.05/12,12,-33333) → 409,291円となります。
2年目以降は年利計算となるため
2年目は =409,291×1.05 → 429,756円となります。
3年目は =429,756×1.05 → 451,244円となります。
2022年の投資分を想定運用利回り5%で運用できると仮定した場合、20年間の非課税期間が終了した2041年時点では1,034,271円となります。

つみたてNISAは2042年の投資分が最後となり、2061年まで非課税で保有できます。

つみたてNISA計算

つみたてNISA計算

iDeCoやつみたてNISAを始めるなら

ありがとうございました。早速、始めてみたいと思います。
iDeCoやつみたてNISAを始めるのなら、上で紹介した本を読んで理解して下さいね。また、取引する金融機関や運用する商品もよく吟味して下さい。オススメの金融機関や運用商品を参考までに紹介しておきますね。 あくまで参考ですので、最終的な判断は自分でして下さい。

オススメ金融機関

長期間の投資になるので、できる限り手数料の安い金融機関を選びましょう。オススメはSBI証券と楽天証券です。
  • 手数料が安い
  • つみたてNISAであればクレジットカード積み立てができる
  • 保有投資信託残高にポイントが付与される
ありがとうございました。SBI証券と楽天証券ですね。

オススメ運用商品

つみたてNISAもiDeCoも運用商品は投資信託となりますが、投信信託には信託報酬というものがありますので、金融機関を選ぶのと同様にできる限り信託報酬の安い商品を選びましょう。
SBI証券 iDeCo
投資信託

MAXIS Slim 米国株式(S&P500)

信託報酬

0.0968%以内

商品概要

米国の株式に投資し、S&P500指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用するファンドです。

楽天証券 iDeCo
投資信託

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))

信託報酬

0.162%程度

商品概要

主として「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」に投資する。

SBI証券 つみたてNISA
投資信託

SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

信託報酬

0.0938%程度

商品概要

「バンガード・S&P500ETF」を通して、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざす。

楽天証券 つみたてNISA
投資信託

MAXIS Slim 米国株式(S&P500)

信託報酬

0.0968%以内

商品概要

米国の株式に投資し、S&P500指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用するファンドです。

ありがとうございました。手続きでわからないことがあったら、また、相談しますね。

おまけ

口座開設するなら、直接、証券会社のホームページで手続きするのではなく、ポイントサイト経由で口座開設すると現金交換可能なポイントがもらえるのでお得だよ。

楽天証券口座開設・iDeCo申し込み

ハピタスというポイントサイトを経由してSBI証券の口座開設をすると4,000円分のポイントがもらえます。

ハピタス楽天証券口座開設

ハピタス楽天証券口座開設

口座開設完了後にハピタスを経由してiDeCo口座を開設すると別途、1,000円分のポイントがもらえます。

ハピタス楽天証券iDeCo口座開設

ハピタス楽天証券iDeCo口座開設

SBI証券口座開設・iDeCo申し込み

モッピーというポイントサイトを経由してSBI証券の口座開設をすると13,000円分のポイントがもらえます。

モッピーSBI証券口座開設

モッピーSBI証券口座開設

口座開設完了後にモッピーを経由してiDeCo口座を開設すると別途、3,500円分のポイントがもらえます。

モッピーSBI証券iDeCo口座開設

モッピーSBI証券iDeCo口座開設

口座開設や申し込みだけでこんなにポイントがもらえるのですか?SBI証券も楽天証券も両方申し込んでもいいのですか?
大丈夫ですよ。口座維持管理料もかからないし。
何からなにまで、ありがとうございました。また、相談に乗って下さいね。
げっ!
タイトルとURLをコピーしました